法政大学 GUIDEBOOK 2024
14/196

ゲームへの愛と情熱でeスポーツの未来を照らすで挑戦を重ねてきましたが、気になることに徹底的に取り組む姿勢は、大学時代に培われたと感じています。海外留学やゼミ活動、アナウンサーへの興味から始めた自主マスコミ講座の受講など、挑戦を支えてくれる法政大学の環境は、確実に私の背中を押してくれていました。好きなものがある、やりたいことがあるというのは、挑戦を続けるためのパワーになります。「ゲームをすると頭が悪くなる」など、マイナスな面を取り上げられることが多かったゲームも、今や全世界が注目する一大産業になっています。eスポーツを通じて、誰もが好きなことを堂々とやり遂げられる世の中を目指したい。そんな願いを胸に、私はこれからもゲームの素晴らしさを一人でも多くの人に伝えるため挑戦を続けていきます。アメリカで開催されたeスポーツの世界大会。現地の運営スタッフとは全て英語でやりとりを行うことも多く、大学時代に本気で英語を学んだ力が生かされている。法政大学で培った実践知。社会へ出た卒業生は、その力をどのように生かしているのでしょうか。株式会社ODYSSEY平岩康佑さん法学部国際政治学科代表取締役2011年卒業実践知の現場013学生時代から現在まで「好き」を原動力に続ける挑戦。日本でeスポーツが徐々に注目され始めた2018年、私は当時アナウンサーとして勤めていたテレビ局を退職し、eスポーツキャスターに転身しました。その決断の背景には、幼い頃から大好きだったゲームに関わりつつ、喋りのプロとして実況を行い、eスポーツキャスターの第一人者になりたいという強い思いがありました。現在は国内外で開催される大会やイベント等で実況を行う一方、複数の eスポーツキャスターが所属する会社を立ち上げ、人材育成にも力を入れています。この数年でeスポーツは多くの人にとってより身近なものとなり、業界全体の価値もどんどん高まっています。私は「ゲームが好き」「ゲーム実況をやりたい」という気持ちに突き動かされて、ここま大学で培った英語力は世界で活躍する力に

元のページ  ../index.html#14

このブックを見る