法政大学 GUIDEBOOK 2024
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2年次1年次4つの科目群で「国際社会人」を養成4年間の流れ専門教育科目専攻科目異文化を理解し、共感を深めるには「言語」に加え、「表象」と呼ばれる映像や音楽、絵画、演劇といった表現への理解が必要です。また、それらを発信するメディアの情報を見極め、収集・分析する能力も重要になります。本学科では、これらのスキルを総合的に身に付け、円滑にコミュニケーションを図れる「国際社会人」の育成を目指しています。ILAC科目……P.054 専門科目言語文化国際社会入門科目基幹科目情報科目言語科目メディアコミュニケーション科目情報文化科目群表象文化科目群言語文化科目群国際社会科目群インターンシップ科目海外フィールドスクール自由科目SA/SJ科目情報文化情報を収集・分析・編集し、新たに発信する力を養う。映像や舞台芸術、美術、音楽などの芸術表現から文化を理解する。表象文化各言語圏特有の文化を掘り下げ、文化の多様性を探究する。地域や国を超えた国際社会の交流や仕組みと問題点、その解決方法を探る。ILAC科目海外留学(SA)*1 一部の演習は2年次から受講できます。 ※カリキュラム表および科目名は、変更になる場合があります。「国際文化情報学入門」は本学部の学びへの「門」です。学部の柱である「情報文化」「表象文化」「言語文化」「国際社会」それぞれの分野を専門とする教員による講義を通して在学中に必要な知識や考え方を身につけます。ここでの学びを発展させ、4つの柱の垣根を超えた学際的な視座の獲得を目指すのが「国際文化情報学の展開」です。(遠藤郁子)国際文化情報学入門(必修)ディジタル情報学概論/統計処理法/システム論/文化情報学概論/情報産業論/ネット文化論情報文化科目群|情報システム概論/メディア情報基礎(1〜4年次)言語の理論Ⅰ・Ⅱ(1〜4年次)文化情報のデザインワークショップ(1〜4年次)英語/ドイツ語/フランス語/ロシア語/中国語/スペイン語/朝鮮語コミュニケーションⅠ(会話)【方法論】こころの科学【表象の理論】道具による感覚・体験のデザイン【映像表現】映像文化論/写真論【表象芸術】ポピュラー音楽論/比較表象文化論/【アジアの文化】中国の文化Ⅰ(現代中国社会)・Ⅱ(多民族社会中国)・Ⅲ(日中文化交流史)【国際協力】実践国際協力/国際関係研究Ⅰ/途上国経済論【多文化社会】宗教社会論Ⅰ/国際関係研究Ⅳ総合科目/他学部公開科目/グローバル・オープン科目/ESOP科目/短期語学研修/国際ボランティア/国際インターンシップ/基幹科目は専門科目を学ぶための基本的視野や方法論を身に付けるもので26科目あります。春学期に私が担当している「国際文化協力」では技術協力と文化、開発コミュニケーション、文化遺産保護、難民支援、文化外交などについて講義とグループ討議を通して学びます。国際文化論の入門的な位置づけです。(松本悟)基幹共通|国際文化情報学の展開表象文化概論/メディアと情報/社会と美術/メディアと社会/身体表象論/現代思想表象文化科目群|ネットワーク基礎/メディア表現法/プログラミング言語基礎/世界の言語Ⅰ・Ⅱ/世界の英語(2〜4年次)文化情報のためのネットワーク技法/視覚デザインと文化情報英語/ドイツ語/フランス語/ロシア語/中国語/スペイン語/朝鮮語コミュニケーションⅡ(表現)英語/ドイツ語/フランス語/ロシア語/中国語/スペイン語/朝鮮語コミュニケーションⅢ(留学会話)【システムと人間】道具のデザイン学/【表象の理論】サブカルチャー論/Gender and Japanese Culture【世界の中の日本文化】世界の中の日本文学/世界の中の日本語/日英翻訳論【アジアの文化】中国の文化Ⅳ(中国語の構造)・Ⅴ(中国語と日本語)・Ⅵ(古典思想・文学)・Ⅶ(近代文学)・Ⅷ(現代文学)・Ⅸ(中国俗文学)・Ⅹ(歴史)/朝鮮語圏の文化Ⅰ(朝鮮半島の文化史)・Ⅱ(朝鮮語の構造)/アジアの伝統芸能【国際社会研究の方法】実践社会調査法/世界とつながる地域の歴史と文化インターンシップ事前学習スタディ・アブロード(専攻)Ⅰ〜Ⅴ/スタディ・アブロード(上級)Ⅰ〜Ⅲ/スタディ・ジャパン107国際文化学部国際文化学科 入学定員:254人「国際文化情報学会」で4年間の集大成を発表国際文化情報学入門・展開基幹科目異文化を真に理解し、共感するための知識とスキルを養う

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