道灌山保育福祉専門学校 GUIDE BOOK 2024
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就職希望なし25%高齢者施設33%卒業生障害者施設17%保育園・幼稚園25%力を入れず、腰に負担をかけずに行えるようになりました。何事もうまくできるようになると、達成感が得られます。実習は一つの施設で計25日間行うため、次第に利用者の方のことがわかってきて楽しく関われました。「あなたに感謝しているのよ」と言われた時はとてもうれしかったです。介護福祉士専攻科(平成29年度卒)金田 梨歩さん介護福祉士専攻科平成25年度卒網澤 香穂さん卒業生の主な就職先・介護老人福祉施設・介護老人保健施設・居宅介護支援事業・私立幼稚園・児童福祉施設(平成29年度卒)渡部 琴衣さん◎実習では、施設内又は在宅で生活している高齢者、障害者(児)に接し、介護の実際を体験して学び、介護福祉士としての役割と自覚を確かなものにしていきます。吉川 美加 先生(介護福祉士専攻科) 介護は誰でも経験できますが、関わる人によって生活の質に違いが出てきます。 介護を必要とする人が満足する生活とはどのようなものでしょう? 介護福祉士専攻科では介護に必要な知識、技術の修得はもちろん、さまざまな人の生き方にふれることで大切な心を育てます。障害児・者、高齢者、ご家族、関連職種の方との多くの出会いが自分自身と向き合い、成長する機会となります。 常に相手を理解する姿勢で、一人ひとりに合った根拠に基づく支援ができるプロフェッショナルを目指してほしいと思っています。 すでに保育士としての基礎があるので、幅広い世代の人を繋げる福祉の担い手としての活躍も期待しています。DOUKANYAMA GAKUEN 12先生からのメッセージ知識や技術だけではなく、心を育てる授業の紹介講義と実習を通じてはじめて気がつく、楽しさと難しさ。就職先状況近年の就職状況(令和4年度)求人件数 168件求人数 360名就職率100%(就職希望者)生活支援技術介護に必要な技術を身に付け、実践する喜び。 演習室で入浴、排泄、食事の介助など、介護に必要な技術を先生の指導のもとで学びます。介助者役と利用者役に分かれて、実際に体を動かしながらコツを身に付けていくことが多いです。演習室はいつでも利用できるため、放課後に友人達と一緒に練習に励んでいます。車椅子からベッドへの移動は難しいですが、慣れてくると介護実習現場で仕事を体験することで視野が広がります。 介護福祉士がどのような仕事をしているかを実際の現場で体験し、必要な技術を身に付け、視野を広げていきます。座学で学んだことを現場で行い、利用者の方と関わっていく中で、自分の力を知り、何をすべきか、どんな支援が必要かを考えられるようになります。また、日々の過ごし方を知ることで、利用者の方がなぜそのような言動をするのかが見えてきます。実習は長くて辛いこともありますが、将来の目標を見つけ、自分の成長や喜びを感じられる場だと思います。卒業生からのメッセージ同じ夢を持った良き仲間に出会えます。 重症心身障害児施設で働いています。道灌山に入学してからこの施設に興味を持ち、実習に行かせていただきました。施設では体の動きや表情、視線など、言葉以外の方法でコミュニケーションをとっていて魅力を感じました。実際に働くと、こちらの対応で笑顔になったり何か出来ることが引き出せた時に楽しさややりがいを感じます。 授業で学んだ言葉づかいや距離感といった基礎的なコミュニケーションのとり方や、トランスファー(移乗)などの介助方法などが仕事でも役に立つので園生さんとの信頼感もすぐに築けました。 卒業後も道灌山の仲間とは情報交換や仕事上での共感などのつながりがあります。実習について◎都内を中心に約15カ所の実習協力施設があります。授業で得た知識を実践することで、着実に身に付けていきます。そして第一・第二の段階ごとの実習で次第に介護知識と介護技術を深めます。

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