中央大学 基幹理工学部 2026 GuideBook
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障害学D&I教育とは? 後楽園ダイバーシティラウンジは、国際交流スペース、グローバルイノベーション拠点、ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)教育・支援の場として開室しています。 机・椅子等の什器はアクティブラーニングやグループワークに利用できる可動式のものを設置しており、D&I教育・支援のための書籍・漫画や、DVD等の視聴覚資料も閲覧できます。25Korakuen Diversity Loungeジェンダー・セクシュアリティ論A・B多文化共生論 より多様(diverse)で包摂的(inclusive)な社会の実現への社会的要請(ニーズ)は日に日に大きなものとなっています。D&I科目では、科学技術との関係性も視野に入れながら、より広く社会の要請に応えることができる人材を養成することを目指します。他学部履修対象科目とすることにより、全学部学生に開放しています。 「ジェンダー・セクシュアリティ論A」では、D&Iの観点からフェミニズム、ジェンダー論、セクシュアリティ論の歴史と基本的な概念や知識について学びます。 「ジェンダー・セクシュアリティ論B」では、基本的な知識も学びながら、より発展的なD&Iの論点も考えていきます。ルッキズムやセクシュアルマイノリティの置かれている状況など、現代社会・文化におけるアクチュアルな問題を考えるとともに、フェムテックをはじめとした、科学技術との関係性についても考察を深めます。 社会における多様な言語・文化・宗教のあり方を学ぶとともに、異文化理解、ナショナリズム、人種差別や排外主義、移民・難民問題といったアクチュアルな論点について考察を深めることで、グローバル化の急速な進展の中で社会のD&Iを達成していくために何ができるかを考えていきます。多文化共生についての十分な知識を得ることは、現在のようなグローバル化が急速に進展し続ける状況下において、将来、国際的な活躍を期待される学生にとって、とりわけ重要な知識・教養となってきています。 障害をめぐる社会の歴史と現状、障害は個人の心身機能の障害と社会的障壁の相互作用によって創り出されているという障害の「社会モデル」、その社会的障壁を取り除く責任は社会の側にあるとすることからなされる「合理的配慮」など、現代においてD&Iを考えるにあたり知っておくべき障害学の基本的な知識と考え方を学びます。また、バリアフリー、ユニバーサルデザインなど、社会的障壁を取り除いていく試みにおいて、科学技術は一層大きな貢献を果たすことが期待されていることから、自然科学や技術・工学の分野における貢献の可能性も考えていきます。#学生の主体的・協働的な学び#学生の主体的・協働的な学び#多文化共生・国際共修(ICL)#多文化共生・国際共修(ICL)#English Café#English Café#アントレプレナーシップ教育#アントレプレナーシップ教育#Global Café#Global Café後楽園ダイバーシティラウンジ

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