専門教育科目カリキュラム量子光学研究室(東條 賢 教授)宇宙物理学研究室(坪井 陽子 教授)15物理実験相対性理論電磁気学及演習2卒業研究1年次4年次2年次4年次Pick-up授業Pick-up研究室高校で習った力学や電磁気学などの現象を実際に観察するのに加え、水素原子のスペクトル、低温の世界、放射線など、日常では味わえない物理現象との出会いを体験します。アインシュタインが発見した相対性理論は現代物理学の基礎であり、カーナビの位置測定にも応用されています。この講義では、時間と空間が織りなす宇宙の本質に迫ります。さまざまな電気現象、磁気現象、光の性質を正しく理解するための基礎を身に着け、より進んだ物理学に登場する「場」の概念や相対性理論の基礎についても学びます。4年次では、幅広い分野からなる研究室のうちの一つに所属します。3年次まで学んできた講義や実験を基盤にして新しい物理へ挑戦し、最先端の研究の入り口に携わります。基礎科目コア科目コア選択科目展開科目レーザー光を使って原子を波の特性を示す状態まで冷やす、レーザー冷却の研究を行っています。絶対温度で100nK(ナノケルビン)以下に冷やして条件を満たすと1つの1つの波が互いに重なり合い全ての原子が1つの波のように振る舞う、ボーズアインシュタイン凝縮、という原子波のレーザー状態になります。私たちは、非常に高感度な原子波レーザーを実験的に作2年次物理学実験1物理数学及演習2/電磁気学及演習1/電磁気学及演習2/量子力学及演習1解析力学/確率及統計/化学実験/代数学1/代数学2コンピュータ及情報処理2/計算プログラミング2・3年次共通科目地学1/地学2/生物学1/生物学2/物理化学私たちはX線という帯域で、激動の宇宙を観測しています。XRISM衛星や宇宙ステーション上のMAXIで突発的に増光したX線天体を確認し、その後すぐに、キャンパスにある3台の可視光望遠鏡(CAT、SCAT、およびPHAST)等を駆使し、そのX線天体の正体を探るための追観測も行っています。MAXI の運用や、XRISM での突発天体の探査、3台の可視光望遠鏡の観3年次情報システム/データベースと情報検索/ネットワークと情報通信/情報通信産業論物理学実験2量子力学及演習2/統計力学及演習1/統計力学及演習2数理解析/応用解析1/応用解析2/固体物性/量子化学/幾何学1/幾何学2科学英語1/科学英語2/計算機シミュレーション1/計算機シミュレーション2/エレクトロニクス測、はリアルタイムで学生が主体となって行っています。さらに次世代の観測技術、X線偏光検出器の開発も行っています。4年次物理学特別演習/卒業研究Ⅰ/卒業研究Ⅱ統計物理学/物性物理学/宇宙物理学/量子情報物理学/超伝導物理学/固体物理学/生物物理学/複雑系物理学/相対性理論/数値計算特論/量子情報通信/相関電子系物理学コンピュータグラフィックス1年次数学1/数学2/線形代数1/線形代数2/物理1/化学1/物理実験物理2/化学2情報処理概論力学及演習1/力学及演習2/物理数学及演習1現代物理学序論物理情報計測/コンピュータ及情報処理1り出し、レーザー光で空間内を精密操作し、光と原子の持つ不思議な相互作用の新たな発見に向けて研究を行っています。2026年度開講予定科目
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