中央大学 理工学部研究室ガイド 2024
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分分子子細細胞胞遺遺伝伝学学研研究究室室 村村上上 浩浩士士 教教授授 2号館4階2429号室上の左の写真は、分裂酵母を電子顕微鏡を使って撮ったものです。上の中央の写真は体細胞分裂時の細胞で、核を染色しています。上の右の写真は、接合した細胞(右の上)2つと減数分裂が完了した細胞(左下)を示しています。酵母を使って、ヒトにまで共通する生き物の法則をみつけることです。酵母の細胞周期を調節する仕組みや遺伝子発現の調節を研究することから複雑な生命のからくりを明らかにしていきます。酵母の中でも分裂酵母を研究に使っています。分裂酵母は、ヒトの男性と女性と同じように二つの異なる性があります。栄養源が豊富にあると体細胞分裂を繰り返し、増殖していきます。しかし、栄養源が少なくなると性分化が起こり、二つの異なる性の細胞が接合し、その後、減数分裂を行って胞子形成を行います。私たちは、どのように体細胞分裂が行われているのか、どのように性分化が行われているのか、どのように減数分裂が行われているのかという疑問に答えるために、研究を行っています。 サイバネティクス、人とシステム人工知能/感性工学研究室でメインに学べるキーワード関連して学べるキーワード※P1の一覧表と合わせてご参照ください。【キーワードの見方】メイン関連メイン生物、バイオ、バイオテクノロジー関連医用工学/分子遺伝子学生生命命科科学学科科 95研究の目的は?具体的な研究テーマは?分子細胞遺伝学研究室真核生物の細胞周期や遺伝子発現の仕組みの解明を目指して生命科学科村上 浩士教授

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