中央大学 理工学部研究室ガイド 2024
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階 【【ネネッットトワワーークク設設計計アアルルゴゴリリズズムム】】 様々な制約を満たす低コストネットワークの形状を計算するアルゴリズムを研究しています.データセンターでの仮想マシン配置や,災害現場などで利用が期待されているアドホックネットワークの運用などに生かせるアルゴリズムを開発しています.また,SNSなどの巨大ネットワークデータを分析するのに利用するなど,データ分析のための応用研究にも取り組んでいます.【【確確率率的的組組合合せせ最最適適化化問問題題にに対対すするる適適応応的的最最適適化化アアルルゴゴリリズズムム】】 数理最適化は様々な情報から数理的な手法を駆使して効率的な計画を立案するための技術ですが,実際に利用する際には確定的な情報が与えられることはまれです.そのような不確実な環境下で意思決定を行うために,我々は適応的最適化の研究を行っています.適応的最適化では,計画の全てをあらかじめ決めるのではなく,計画の一部を決めて実行に移し,その結果得られた新たな情報に基づいて適応的に計画を調整します.我々は適応的最適化の理論基盤を構築するための研究とともに,産業や機械学習などの分野で現れる問題に対して適応的最適化を利用するための研究を行っています.【【ネネッットトワワーーククをを介介ししたた影影響響伝伝播播】】 人から人へ移る感染症や口コミの情報などはネットワークを介した影響の伝播現象の一種です.我々はこのような影響伝播の最適化を研究しています.感染症予防や広告効果の最大化などを目指しています.右の画像は,我々の研究をヒントに作成したゲームINFOMANIAの画面です.研究室ではINFOMANIAの体験ができます!ズズムム研研究究室室 離散アルゴリズム研究室■研究のキャッチコピー(30字程度)メインアルゴリズム関連人工知能/数理最適化テムを実現!■研究概要(レイアウト自由・写真や画像も枠内に貼り付けてお送りください)離散アルゴリズム研究室では,効率的な離散アルゴリズムについて研究しています.離散アルゴリズムとは,離散構造を持つ計算問題・最適化問題を解くためのアルゴリズムのことです.離散構造には例えば,要素間の結びつきを表すネットワークなどがあり,このような構造を持つ問題は情報科学の至る所で現れます.我々は離散アルゴリズムの研究を通して,高速・高性能な意思決定や情報システムの実現を目指しています.実行情報計画情報福福永永 拓拓郎郎 准准教教授授 86福永 拓郎教授離離アルゴリズムで効率的な情報シス離散アルゴリズムで効率的な情報システムを実現!情報工学科

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