研究室のテーマは 確率解析・金融工学・保険数理です。 まず、確率論をしっかり勉強し、その応用として金融・保険に応用します。 不確実性やリスクの定量化が確率論の応用に重要なテーマでそれに対応するモデルとして デリバティブ(金融派生商品)や保険(寿命の不確実性に基づく商品として生命保険、事故の回数、損害金額の不確実性に基づく損害保険)に適用します。 本研究室の卒業後の進路は アクチュアリー(保険会社において 確率統計の手法で保険商品のプライシング、リスク管理をする職業、数学、保険数理に関する資格試験に通ることが求められる。 アメリカでは常に人気ベスト5に入る職業、best and worst jobs参照)、クォンツ(確率解析など高度な数学を用いてデリバティブのプライシング、リスク管理等をする職業)、 数学教員(藤田は、数学オリンピック財団理事、国際オリンピック派遣役員、啓林館高校数学副編集長などの活動を通じて数学教育にも力を入れています。)下は パスカルフェルマーを現代確率論やファイナンスの立場から見直した図や数式です。下から2番目は ノーベル経済学賞の対象となった有名なオプション価格に関するブラックショールズ偏微分方程式です。 伊藤清先生は 私の指導教授の指導教授で京都大学大学院修士課程1年のとき最終講義を拝聴しました。 現代確率論を作った一人で、上の「伊藤公式」は デリバティブ価格理論(ブラックショールズ)にも使われたこともあり、金融業界の実務でも毎日使われている数学公式です。世の中で最も使われている数学公式です。 GoogleでIto formula と検索すると100万件以上出てきます。 6号館9階 6901号室 確確率率解解析析・・金金融融工工学学・・保保険険数数理理研研究究室室 不確実性の解析と関連する数学藤藤田田 岳岳彦彦 教教授授 メイン解析学関連データ科学、統計、空間情報/金融工学/保険数理経経営営シシスステテムム工工学学科科 76ビジネスデータサイエンス学科藤田 岳彦教授 確率解析・金融工学・保険数理研究室
元のページ ../index.html#78