中央大学 理工学部研究室ガイド 2024
77/110

調度品を一新した、研究室内の学部学生の勉強スペース■研究のキャッチコピー(30字程度)機械学習研究室機械学習研究室識を計算機と協調して探す方法の研究■研究概要(レイアウト自由・写真や画像も枠内に貼り付けてお送りください)2007年にiPhoneが発売されました。それはつい12年前にもかかわらず、今の若い世代(デジタ 2007年にiPhoneが発売されました。それはたった10数年前にもかかわらず、今の若い世代(デジタルネイティブ)には、もうスマホ無しの生活は不可能です。本格的なビッグデータ時代が到来しルネイティブ)には、もうスマホ無しの生活は不可能です。本格的なビッグデータ時代が到来したたのも10年足らず、そして今、人工知能革命が進行中です。膨大なデータからパターンをコンピュのも数年前、そして今、人工知能革命が起きつつあります。膨大なデータからパターンをコンピュータで見いだし、それに基づき予測や判別を行う計算技術は、機械学習(正確に言えば、統計的機ータで見いだし、それに基づき予測や判別を行う計算技術は、機械学習(正確に言えば、統計的機械学習)と呼ばれます。機械学習は、有限個のデータに基づいて未知の状態や将来の予測を行う、械学習)と呼ばれます。機械学習は、有限個のデータに基づいて未知の状態や将来の予測を行う、いわゆる帰納法です。よって、その技術向上には良質で膨大なデータが欠かせません。ビッグデーいわゆる帰納法です。よって、その技術向上には良質で膨大なデータが欠かせません。ビッグデータの出現こそが、人工知能技術の驚異的な進化の主たる要因です。機械学習の中でも特に、ニュータの出現こそが、人工知能技術の驚異的な進化の主たる要因です。機械学習の中でも特に、ニューロンの微視的活動をある種モデル化した、深層学習(ディープニューラルネット)に大きな期待がロンの微視的活動をある種モデル化した、深層学習(ディープニューラルネット)に大きな期待が寄せられています。寄せられています。機械学習を、自動運転、医療診断・治療法選択支援、介護支援など、実世界へのリスクを伴う介入を含む応用に適用してゆくためには、データに内在する不確実性を扱うことが必須です。そのためには、確率分布そのものを表現して扱うことが本質的であり、そこでの重要な技術として、確率モデルを用いて、データを不確実性を含めてモデル化し、データの不確実性を考慮したベイズ推論等の処理を可能にする確率コンピューティングの技術求められています(↓)。しかしながら、依然として計算のコストや確率分布を用いたモデリングのコストが高く、小規模で比較的単純な問題にしか適用できていない、という課題を有しています。本研究室では、深層学習と確率モデリング、確率コンピューティングを融合させた次世代コンピューティングとして「深層確率コンピューティング」(↓)のアルゴリズムを開発しています。機械学習研究室樋口知之教授X号館X階XXXX号室サイバネティクス、人とシステム人工知能/感性工学研究室でメインに学べるキーワード関連して学べるキーワード※P1の一覧表と合わせてご参照ください。【キーワードの見方】メイン関連メインデータ科学、統計、空間情報関連人工知能/シミュレーション75ビジネスデータサイエンス学科樋口 知之教授ビッグデ―タからビジネスに役だつ知ビッグデータからビジネスに役だつ知識を計算機と協調して探す方法の研究

元のページ  ../index.html#77

このブックを見る