「新しいことに挑戦したい」「ハードもソフトも両立したい」「企業や他大学との共同研究を経験したい」「勉強が好き」「留学したい」「大学の教員になりたい」・・・,そのような学生の皆さんを応援します.モチベーションと行動力が未来を切り拓きます.メインシミュレーション関連生産加工、工作機械/サイバーフィジカルシステム28次世代加工システムの提案を通じてものづくり産業に貢献する 機械を構成する部品の多くは,素材を削り出して創製されます.その削り出しには,機械をつくる母なる機械「工作機械」が用いられます.デジタル生産工学研究室では,デジタル技術を駆使し「工作機械技術」と「加工技術」の高度化のための研究を行います.「今は使えるがすぐに使えなくなる」ような研究ではなく,「100年後も価値を失わない普遍的な理論」の構築を目指します.同時に,次世代を支える新技術を提案し,産業界とともに世界をリードする技術開発に挑戦します.【研究テーマ例の紹介】サイバーフィジカルシステムの開発機械システムと加工プロセスのデジタルツイン技術(実現象を仮想的にコンピュータ上で再現するシミュレーション技術)を開発します.現実の加工現象や機械の計測情報を併用して,系を最適化する「サイバーフィジカルシステム」を開発し,スマートファクトリーを実現します.びびり振動の高精度推定と知的回避切削加工では,加工プロセスと機械ダイナミクスが相互作用して自励振動現象が発生します.この現象は「びびり振動」と呼ばれ,産業界が直面する最大の敵の一つと言われています.この問題を解決する様々な独自手法を提案し,実用化します.【本研究室の特徴】四力+制御・加工の応用分野「生産工学」理論の社会実装に最も近い研究室の一つ デジタル生産工学研究室 精密機械工学科デジタル生産工学研究室次世代加工システムの提案を通じてものづくり産業に貢献する精密機械工学科鈴木教和 教授鈴木 教和教授
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