中央大学 理工学部研究室ガイド 2023
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メイン生物、バイオ、バイオテクノロジー関連データ科学、統計、空間情報/人工知能サイバネティクス、人とシステム人工知能/感性工学研究室でメインに学べるキーワード関連して学べるキーワード※P1の一覧表と合わせてご参照ください。7【キーワードの見方】メイン関連みなさんは「機械学習」という⾔葉を知っていますか︖知らなくても、⾃動運転とか、機械翻訳という⾔葉は知っているかもしれません。あるいは、囲碁や将棋のプロがコンピュータに負けたという話を聞いたことはあるかもしれません。機械学習はそのような技術の背後にある基本となる科学です。最近まで(ある意味間違って)AIなどと呼ばれていた技術でもあります。2021年7月15日に僕はブルーバックスから「はじめての機械学習」というタイトルの、難しい数式を用いないで機械学習を説明するという本(入門書)を出版しました。難しい数式を用いないのできっと高校生の皆さん(含む文系に進学予定の高校生)にも解ると思うので、ぜひ、手に取ってみてください。高校生の皆さんはブルーバックスという⾔葉も知らないかもしれません。ブルーバックスは1963年創刊の⾃然科学について書かれた新書(縦⻑の文庫本という感じの⼤きさ)で、僕のこの本でなんと2177冊目になるというとても歴史の⻑いシリーズです。きっと皆さんの高校の図書館にもブルーバックスのコーナーがあると思います。僕のこの本もきっとそこにあると思うので是非、読んでみてくださいね︕でも、僕の専門は機械学習というわけではなく、バイオインフォマティクスという生命科学をコンピュータで研究する学問です。で、昨年、同じくブルーバックスから「生命はデジタルでできている」というタイトルでバイオインフォマティクスの入門書を出しています。これもすでに皆さんの高校の図書館に入っていると思うので、僕の研究について知りたかったら、こっ発した方法を使って、生命をコンピュータで研究する研究をこれからもしていきたいです。 ちも手にとってみてください︕ ※※英英語語でで専専門門書書をを出出版版ししままししたた!! 一般向けの啓蒙書と同時に、2019年9月には⾃分の専門の本を出すことも出来ました。この本を出版してくれたシュプリンガーというのはエルゼビアと並ぶ世界的な学術書・専門書の⽼舗出版社です。320⾴の⻑さの英語の本を単著で出すのはとても⼤変でした。この本はいま、世界中の⼤学の100校以上の⼤学図書館に所蔵されています。有名なところだとスタンフォード⼤学、マサチューセッツ工科⼤学、プリンストン⼤学、⼤英図書館、とかに所蔵されています。そんな世界中の⼤学の人に読んでもらえるような⾃分が開非線形物理学研究室「はじめての機械学習」というタイトルのブル―バックスを出版しました!物理学科田口 善弘教授

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