OOOOOOOOO廃プラスチックや廃材資源(プラスチック原料やバイオエタノールなど)として利用HOOHHOOHHOOHHOOOHOHOHOHOHHOn>100OHOHHOHOOOHHOn=0 多糖類 熱水分解 オリゴ糖、単糖単糖0~~5OHOHOH本研究室では、高温高圧流体を用いた新たなプロセス設計に対する様々な研究をおこなっています。二酸化炭素や水には臨界点以上の高温高圧状態(超臨界状態)が存在します。この超臨界状態では、気体でも液体でもない状態になります。そのため、超臨界流体には気体や液体とは異なるユニークな特性がみられます。その特性を利用して、環境や資源の分野にアプローチする研究を以下に紹介します。環環境境にやさしく、温暖化ガスである二酸化炭素量を増やさない技術として、プラスチック(PETボトルやCD、DVD等)のモノマーへのリサイクルやバイオマス(木材や食料にならない草木等生物由来の化合物)からバイオエタノールなどの有効成分(資資源源)を作る技術が求められています。当研究室では、加圧(5-100気圧)された高温(100-300℃)の水を利用してプラスチックのケミカルリサイクル(モノマー化)やバイオマスの高効率資源化(工工学学)に取り組んでいます。植物に含まれるでんぷんやセルロースなどの多糖類を資源として有効利用する研究をおこなっています。多糖類はバイオエタノールの原料となり、これらの低重合オリゴマーは医薬品、食品や化粧品等に有用です。木材や植物などの多糖類を熱水で加水分解することで、オリゴ糖や単糖に変換します。高圧流体を含む各種溶媒中における溶質(光学活性体、金属錯体、染料、ナノ粒子等)の溶解度や拡散係数を計測しています。拡散係数とは輸送物性値の一つです。溶質の分散性や流動性を検討するために必要であり、化学プラントや大量合成装置の設計に必要不可欠です。また、超臨界二酸化炭素(CO2)など、高圧下の流体は、常温常圧下とは異なる振る舞いをすることが知られています。この興味深い現象を、拡散係数計測を通じて解明しています。HP:http://www.chem.chuo-u.ac.jp/~super/start.htm5号館1階5105号室メイン物質、新材料、新素材関連自然環境とエネルギー/物性応応用用化化学学科科 水熱反応を利用したプラスチックおよびバイオマスの資源化技術熱水を用いた多糖類からのオリゴ糖、単糖生成高圧流体中での各種物性測定サイバネティクス、人とシステム人工知能/感性工学研究室でメインに学べるキーワード関連して学べるキーワード※P1の一覧表と合わせてご参照ください。63【キーワードの見方】熱水処理により分解メイン関連新しい世界の扉をひらこう─臨界点を越えて─環環境境資資源源工工学学研研究究室室 船船造造 俊俊孝孝 教教授授、、 坂坂部部 淳淳一一 助助教教 環境資源工学研究室船造 俊孝教授(2024年3月退職予定)応用化学科
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