■研究概要文明社会には様々な社会基盤構造物が必要です。地震や降雨といった自然力に対して人間が備えているように,社会基盤構造物も同様に備えが求められます。社会基盤構造物は主に金属・鉄筋コンクリート・土を材料にして構築され,構造物が大きくなるほど土で作る場合が多くなります。土は土粒子の構造体なので,社会基盤構造物の材料として使える土なのか,必要な強度変形特性を満たすための方法等を考えなくてはなりません。本研究室では,国土の特性を踏まえて自然災害による被害を抑制し,経済的で安定的な土構造物を構築するための研究に取り組んでいます。 土の室内変形強度試験:三軸試験,平面ひずみ試験(土の破壊挙動の例) 模型実験の例,振動台実験(液状化地盤上の既設堤防の耐震化),浅い基礎の支持力実験 メイン都市設計、防災、都市デザイン関連その他(地盤工学)26地盤工学研究室土を材料とした社会基盤構造物を持続的に供用していくために都市環境学科平川 大貴教授
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