iTLで見つけた進む道 官” と“学” の“架け橋﹃情報の仕組み﹄と﹃情報の法学﹄の学びが拓いた︑技術で未来を創る道 23総務省中央大学大学院国際情報研究科活躍する卒業生長谷川 桂司 2024年卒業華垣 恭 2024年卒業在学中は人間中心設計(利用者である人間を中心にしたモノ作りやサービス設計の考え方)を主軸とした研究室に所属し、映画ポスターを用いた感性評価システムを開発していました。映画鑑賞における映画ポスターの果たす役割に興味を持ち、それらを評価できるシステムの開発と検証を行いました。3年次には研究内容をポルトガルの国際学会で発表し、4年次の卒業制作ではシステムの汎用化を図る改善を加えました。現職のKDDIとの出会いは長期インターンシップでした。通信で携われる業界の幅広さ、通信×〇〇で描ける未来図の無限大さ、そして「Tomorrow, Together」、「おもしろいほうの未来へ。」というスローガンに共感して入社しました。技術力でお客様の課題を発見・解決したいという思いからソリューションエンジニアとして働いています。現在は主に小売業界のDX推進をミッションとしており、また社内副業制度を活用してClaude(Anthropic社開発の生成AI)によるAI駆動開発にも取り組んでいます。iTLで情報技術と法律を横断的に学んだことで、お客様への提案では著作権の配慮など、AI開発では情報資産の適切な管理など、技術だけでなく法的観点も踏まえた信頼性の高いソリューションを提供できています。今後はより一層品質の高い通信技術を提供するとともに、AIをはじめとするDXの提案にも力を入れ、お客様の価値を最大化させるお手伝いをしていきたいです。私はiTL入学時から変わらず「安心安全なインターネット環境」を実現するにはどうすればよいか、を考えていました。在学中は、ゼミでサイバー犯罪捜査についての研究を進める一方で、公共政策に関する講義を多く受講し、現役の行政官の先生をはじめとして様々な立場の方のお話を聞く機会がありました。これらの貴重な経験のおかげで、私の進路選択はとても悩ましいものでした。サイバー犯罪捜査に関する研究も続けたい気持ちもある中、「安心安全なインターネット環境」のため社会の中で公共政策に関わりたいという気持ちも強くなる一方でした。そこでの私の決断は「行政官として働きつつ大学院に通う」というものでした。無邪気に「やりたいことをやる」という選択をして大変さを感じることもありますが、とても充実しています。職場では、iTLで学んだ“法律”と“政策”の本物が目の前で動いており、学びが繋がっているのだなと日々痛感します。また、大学院は国際情報研究科に進学し、iTLの「学び」を「研究成果」に昇華させています。興味を持ったことをとことん極めていける、これがiTL何よりの魅力です。今後は、これまでの貴重な経験を活かし、何らか“官”と“学”の架け橋になれればと思います。GRADUATE’S VOICEKDDI株式会社
元のページ ../index.html#23