中央大学 国際情報学部 2024 GuideBook
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06神奈川県立厚木高等学校出身髙橋 蓮 4年私立仙台育英学園高等学校(宮城県)出身内定先情報系企業古賀 由佳子 4年内定先神奈川県庁国際情報学部 独自コンテンツ「Society5.0時代の学び」 「Society5.0時代の学び」。教員は何を思い、学生は何を学んでいるのか。それぞれの立場からお話しします。知識ゼロからはじめたプログラミングの授業で自分の「好きなこと」と「やりたいこと」が合致高校生の頃は将来の進路が定まっていませんでしたが、昔から「ものづくり」が好きだったので、プログラミングを学んでみようと考えてiTLへ。「プログラミング基礎」の授業では、基礎的なプログラミングを、講義だけでなく自分の手でプログラムを書く実践を交えてわかりやすく教えてくれます。課題も楽しく、文系出身の僕でも無理なく楽しく学ぶことができました。その後に出されたゲーム開発の課題にはさらに没頭し、初めて自分の「好きなこと」と「仕事にしたいこと」が合致。以来、授業以外の時間にもゲームについて研究するようになりました。ゲーム制作も手掛ける企業のインターンシップにも挑戦。iTLで学んだ知識・スキルを生かしながら、インターンシップ先でさらに技術力を磨くことができたと思います。ゲームの制作やマーケティングには、技術力だけでなく、語学を始めとするグローバルに通用する教養も必要。自分が制作に携わったゲームを国内外のユーザーの手元に届ける仕事に就けることになり、iTLに入学して本当に良かったと思っています。新しい技術とそれに伴うルールのあり方を法律面、倫理面、技術面から検討する情報化社会がどんどん進展していく世の中で、新しい技術を適切に運用するには、当然ながら新しいルールが必要です。たとえば自動運転車が一般に解禁されたとして、人間が操作しない自動車が事故を起こした場合、誰の責任になるのか。どんな罰が科されるのか。“今はまだ実用化されていない技術”のためのルールづくりは世界各国共通の課題であり、日本も自国の状況に応じた法整備を進めていくであろうなかで、そうしたルールづくりに携わるのが私の夢です。iTLでは、情報技術をめぐる国内外の法律や倫理について広く学べるのはもちろん、プログラミングの授業などを通じて技術そのものについても知識を深めることができます。法律面や倫理面はもちろんのこと、技術面にも精通した文理横断的な視点を手に入れられるのは、この学部ならではだと日々実感しています。昨今の社会に求められているデジタル化の推進。デジタル化の推進によって誰を幸せにしたいか、真っ先に思い浮かんだのは、地元神奈川県でした。公務員として、広く人々の生活に貢献していきたいです。「情報の仕組み」、「情報の法学」

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