「ICT留学」給付奨学金 / 「国際ICTインターンシップ」給付奨学金国際情報学部では、短期の留学系科目として「ICT留学」と「国際ICTインターンシップ」を正課の科目として開講しています(19ページ参照)。各科目の履修を希望する学生のうち、学部が指定する出願資格を満たし、かつ、各科目の履修により更なる飛躍が期待できる学生には、奨学金を支給しています。2022年度も本奨学金の支給を受けて、多くの学生が、アメリカ・オーストラリアに旅立ちました。22iTL先端的プロジェクト奨学金(学長賞・学部長賞給付奨学金)国際情報学部では、国際社会が抱える情報の諸課題を多角的に分析・解明した上で、その問題の解決策を論理的に構築し、国際社会に受容される情報サービス・政策を実現できる人材の養成を目指しています。その理念を体現する研究を計画NHK(日本放送協会)津田 敦哉 4年 私立和光高等学校(東京都)出身内定先近年では、半数以上の子どもが小学生の段階でスマホを持ち始めるとも言われています。それとともに、情報セキュリティ教育を早期におこなう重要性も増してきていますが、従来の教材の中には、子どもが学習するにはハードルが高いものも多く見られました。そこで、ゲームを取り入れた新たな教材を作れば、児童・生徒のセキュリティ意識や学習へのモチベーションを高められるのではないか。そう考えてプロジェクトを立ち上げ、制作費として奨学金を申請しました。開発したのは、「もしも戦国時代にITがあったら…」という内容のノベルゲーム。システム開発は自分でおこない、シナリオとイラスト制作の外注費や必要なソフトウェアの購入などに奨学金を充てました。学校の授業などで取り入れてもらえるような実用性の高いものを作ることが、このプロジェクトの最終的な目標です。そのために今後は、開発したゲームや授業用の資料などをウェブ上で一般公開することも検討しています。SCHOLARSHIP SYSTEM
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