中央大学 総合政策学部 2025 GuideBook
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earc■Fest■Resk UPic学生インタビューリサーチフェスタ2023最優秀賞政策科学科2年石川県立七尾高校出身共同研究者折原 美結政策科学科2年私立日本女子大学附属高校(神奈川県)出身文学部人文社会学科2年東京都立井草高校出身「リサーチフェスタ」は、1年次から参加できる研究成果発表会です。学生は個人・グループを問わずエントリーが可能であり、自由に研究課題を設定し、その解決策を考え、総合政策学部の教員、学生の前でプレゼンテーションを行います。さまざまな研究分野を持つ教員からの指摘やアドバイスだけではなく、学生からの質問により自分では気づかなかった新しい視点を発見できる場です。(AI・データサイエンス演習)中村ゼミ石田、折原、平井平井 七聖pQ.リサーチフェスタに出て成長したと思うことは?石田:チームのメンバーといつまでに何をするのかを常に共有し、計画性をもって行動できるようになりました。折原:筋の通った研究にすることを意識していたため、論理的に話をする習慣が身についたと思います。平井:スライドの構成など聞く人の立場も考えてつくり、誰でも理解しやすいように伝える力が鍛えられました。身近な問題に着目し、数値を基に改善策を提案 中大生協は、物販や学生食堂の運営などを行っている組織。多摩キャンパスの中大生のほとんどが利用していますが、この10年間、特に飲食事業が伸び悩んでいると知り、その要因をアンケートで調査し、改善策を提案しました。具体的には、Webのアプリを活用し、選択式、記述式合わせて50項目程度のアンケートを作成。390件の有効回答を基に分析を行いました。その結果、「見た目と美味しさの両立した料理を提供すること」が最も有効とわかりました。意外だったのは、女性の利用率向上に「Wi-Fi環境の整備」が効果的ということ。スマホは手放せないとはいえ、飲食店の選択にも影響することが数値で証明されたのは収穫でした。データ収集から提案、発表まで自分たちの手で行ったのは初めてでしたが、今後に活かせる貴重な経験になり、成長できたと実感しています。20中大生協の利用改善に必要なものは何か:学生アンケートによる分析を通じて石田 千尋自らを鍛え、成長するためのリサーチフェスタ

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