言葉より積極的に動くことが大事キャリアイメージが前向きになった222023年度以降のビジネス・インターンシップは、新型コロナウイルス感染状況を踏まえて学生の安全を第一に、現地(海外)もしくはオンラインでの実施を判断する予定です。海外の企業や団体、海外に進出する日本企業などとの協力体制はこれまでと変わらず「ポストコロナ時代」のグローバルビジネスを学ぶ貴重な機会を実現します。海外企業や海外に拠点を置く日本企業の協力のもとグローバルビジネスの現場で国際的視野を培う 海外渡航の安全性が確保されたと判断した場合は、夏季休暇期間に海外の企業へと足を運んでインターンシップを行います。海外企業での就業体験は、社会人に求められる実践力やビジネスコミュニケーションに必要な高度な外国語運用能力を培う場となることはもちろん、グローバルビジネスの現場を体感できる貴重な機会となるでしょう。派遣先の企業については、学生一人ひとりの希望や興味に合わせて、教職員のサポートのもと、事前にマッチングを行います。インターンシップの期間は約1か月を想定。補助基準に従って費用面の補助が行われます。丸山 朋子政策科学科4年私立吉祥女子高校(東京都)出身 在学中に海外経験をすることと、海外で働くことが自分に合っているか確かめることが目的で参加。研修先は不動産会社で、営業の方の商談に同行、展示会への出席、SNS(LinkedIn)を使った採用業務などを行いました。実務に携わることが多く、期待以上に充実した内容でした。ベトナムでは転職を重ねてキャリアアップするのが一般的です。以前は安定志向でしたが、転職も含めて、キャリア形成をより前向きに考えるようになりました。オンラインで海外企業のビジネスプロジェクトに参加。ポストコロナ時代の新しい国際連携を学ぶ 新型コロナウイルスの感染拡大により引き続き海外渡航が難しい状況が続く場合は、オンラインによるインターンシップを行います。“ポストコロナ”の時代において、リモートでのビジネススキルは社会人に求められる大切な力の一つ。またオンラインで海外と連携する力を培うことも、将来のキャリアを広げる要素となるでしょう。オンラインのインターンシップでは海外の企業と連携し、同社が手掛けるビジネスプロジェクトに参加。現地大学生とのグループワークなどを通して、国の垣根を越えた協調性や外国語運用能力を高めることができます。吉田 桃国際政策文化学科2年私立中央大学杉並高校(東京都)出身 幼稚園での研修を選択しました。現場で特に指示はなく、自分でやることを見つけて対応する必要がありました。最初は戸惑いましたが少しずつ要領をつかみ、子どもたちと一緒にランタンをつくったり、獅子舞を見学したりして、ベトナムの文化に触れることもできました。痛感したのは、自分から積極的に動くことの重要さ。言葉は分からなくても少し自信がつき、海外で働くことに興味を持つようになったのは大きな成果です。ビジネス・インターンシップグローバル・キャリア インターン研修in ベトナム・ホーチミン 海外現地での実施オンラインでの実施ビジネス・インターンシップ体験■期間/2022年8月12日〜9月10日■概要/旅行、教育、不動産、IT、コンサルティング、人材、広告、小売などの 約50社から希望する企業を選び、ベトナム人との協働を学んだ。総合政策学部独自の取り組み
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