中央大学 理工学部 2025 GuideBook
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医学研究者との共同プロジェクトで次世代医用AIの技術革新を目指しています42チームプロジェクトで実践力を身につける高校時代にはコンピュータの基板製作や組み込み系プログラミングに興味をもち、自己学習を行うオセロAIマシンなどを自作していました。情報工学科を目指そうと思ったのは、高校時代には基板製作でコンピュータのハードの部分はある程度学んだので、大学ではソフトの部分であるプログラミングを極めたいと思ったからです。これまで印象的だった授業は、経済産業省の「社会人基礎力を育成する授業30選」にも選ばれている「画像・映像コンテンツ演習」です。チームで段階を踏みながら、最終的に3Dによるインタラクティブなゲームを制作するという授業で、開発力を伸ばすとともに、チーム開発におけるマネジメントの重要性も学びました。医学研究者との共同プロジェクトに力を入れて現在は、知能・情報制御研究室に所属しステレオ内視鏡映像を3D再構築する医用工学のプロジェクトに携わっています。当初、メディカルには興味がありませんでしたが、いまでは、現役の医師の方々と一緒に学び、議論し、連携しながら医学的諸問題を情報工学的に解決していくおもしろさを知りました。今後、大学院で研究を続けるとともに、好きな並列コンピュータを自作したり、世界最高峰の競技プログラミングサイト AtCoder で上位ランクを目指したり、パーソナルなプロジェクトも精鋭的に進めていきたいと考えています。今枝 俊輔情報工学専攻 博士課程前期課程1年私立中央大学附属横浜高等学校(神奈川県)出身

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