中央大学 理工学部 2025 GuideBook
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誘電率計測を応用して︑ウイルスの薬理効果検証法を研究電気を使って幅広い分野に挑戦できるのが魅力です36幅広い分野に柔軟に対応できる学科高校生の時から医療機器に興味があり、医用工学が学べる中央大学理工学部に入学しました。そのなかでも電気電子情報通信工学科を選択したのは、電気を学ぶことで、例え在学中に興味の対象が変わったとしても対応できると思ったからです。実際に当学科では工学系の分野であれば何でも学べる環境がありました。電気、機械、通信など汎用性の高い知識を幅広く学べるので、希望の専攻を選択しきれない悩みがある人にもおすすめの学科だといえます。学科の強みを生かして社会で活躍を私は入学後に新型コロナウイルスの流行に直面したことがきっかけでウイルスに興味を持ち、現在、生体情報工学研究室に所属しています。研究室では、誘電率計測をウイルスの薬理効果検証法として応用することを目標に研究を行っており、この研究が進めば、抗ウイルス薬を与えたときの効果測定時間の短縮や検査の効率アップが望めます。卒業後は、現在の研究とは違う分野ですが、電気電子情報通信工学科で得た学びを生かして、電子部品や精密機器のメーカーに就職したいです。どの業界や企業にも物を作るためには機械が必要となるので、電気系の需要は高く就職先にも幅があるように感じます。在学中にさまざまな分野に興味を持ち、学んできたように、社会に出ても、働くなかでさまざまな技術に触れられるような職種に就きたいと思っています。末岡 悠奈電気電子情報通信工学専攻 博士課程前期課程1年神奈川県立横須賀高等学校出身

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