中央大学 理工学部 2024 GuideBook
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11Experience長期留学Conference交換留学認定留学詳細はこちら生命科学科4年山梨県立甲府西高等学校出身東家 未夢交換留学アメリカ合衆国ミシシッピ州ミシシッピ大学約�年間国際学会本学には、1年間または半期(セメスター)の長期間留学できる制度があります。留学中に修得した単位は本学の卒業単位として認定することができます。理工学部・大学院理工学研究科では、毎年130名以上の学生が国際学会において研究成果を世界に発信し、社会に還元しています。「理工学生による国際学会参加報告」では、学会で何を学んだか、何を感じたか、学生のリアルな声をお届けしています。また、学会に参加する学生を対象に旅費等を助成する「学会発表助成制度」もあります(詳細はp.17)。交換留学とは、本学協定校への留学です。この制度では、協定校別に学内募集を行っています。希望する場合には、募集時期( 春派遣:留学前年の6月頃、秋派遣:留学前年の12月頃)に出願することになります。出願後は、各学部での選考や全学的な調整を経て、交換留学が決定します。留学国留学先留学期間挑戦と成長 私は、高校時代の短期留学経験から、大学在学中に長期留学をすることを目標に掲げ、英語学習や日々の講義に真剣に取り組んできました。留学対策としては、1年次からTOEICに特化した英語クラスを履修し、定期的にTOEICを受験していました。 留学中に苦労したことは、理系で交換留学の前例が殆どなかったことや、コロナの関係で留学が1年延期になり、時差のあるなか就職活動に取り組んだことです。履修に関しては、4年間で卒業をするため、現地で専門科目の交換単位を取得する必要があり、学科の先生方と留学前から何度も相談を重ねました。 ミシシッピ大学で過ごした約1年、数えきれない貴重な体験をし、様々な人と出会い、そこから多様な考え方やマインドセットに触れました。学問に限らず、日々の生活から自分の今後の人生を左右する価値観の変化や軸の形成を通じ、自分自身が大きく成長したと考えます。また、アメリカ人は意見を発する行為に価値を置いており、すべての多様な意見を尊重し受け入れる姿勢は、留学を通じて身に付けた私のリーダーシップの根幹になりました。 今後は、グローバルに活躍する人材を目指し、留学で培った力、リーダーシップを発揮し精進してまいります。 少しでも留学に対して興味がある学生の皆さんは、国際センターへ出向いて情報収集をしたり、学科の先生方に相談したりする等、何かアクションを起こすことをおすすめします。語学力に自信がないからと諦めてしまうことは勿体ないことで、留学を通じて得られるものは想像以上にかけがえのないものです。皆さんの夢の実現を、応援しています。認定留学とは、学生自身が希望し、本学が認めた外国の大学(学士及び学位授与権をもつ大学)への留学です。留学を希望する大学を各自で選定し、出願します。その後、希望大学から入学許可を得て、留学開始の3カ月前までに留学願を提出し、学内で審議を経て正式に決定されます。理工学生による国際学会参加レポート長期留学主な留学先の一例[アメリカ]カリフォルニア大学デイヴィス校 [フランス]ストラスブール大学 [イギリス]シェフィールド大学/ レスター大学 [スウェーデン]ストックホルム大学[デンマーク]コペンハーゲン大学 [ドイツ] オスナブリュック大学 [クロアチア]ザグレブ大学 [トルコ]中東工科大学 [台湾]国立中央大学[カナダ]フレーザーバレー大学/ニューファンドランドメモリアル大学 [シンガポール]南洋理工大学(人文社会科学部)養う留学体験

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