アダム・スミスを今︑読み返すその意義はどこにありますか?AIがこのまま進化すると労働環境はどう変わりますか?▶ KEYWORD▶ KEYWORD14 Fa cult y of Ec onomic s 2 027若松 直幸准教授山縣 宏寿准教授 【専門分野】社会政策、労働問題 【専門分野】経済学史、経済思想史誰もが幸せになる働き方とは 資本主義社会における財・サービスの取引では、当事者同士が自由な意思に基づき契約を結ぶことができます。これに対して原則として国は干渉しません。しかし「働く」ことに関する契約、例えば賃金や労働時間に関する契約では、最低賃金や労働時間の上限規制など、国がそれらの契約に介入します。 これが「契約自由の原則の修正」です。私は「働く」ことに関する契約の修正についてその必要性や程度、あり方を研究しています。 この研究の魅力は「働く」「生活する」という身近な問題にダイレクトに結び付いていることです。そのため理論と現実を行ったり来たり往復運動をすることが大切で、このことが研究内容の醍醐味となっています。【担当授業紹介】社会政策主に「労働」と「生活」という視点から社会政策に関する知識を修得し、さらに自分自身の見解を有し他者と議論できるようになることをめざします。古典派の理論にも現代に役立つアイデアがある 知の巨人、アダム・スミスは18世紀に古典派経済学の創始者となり、それは、19世紀後半の新古典派経済学に受け継がれました。私たちが学ぶ現代経済学は新古典派経済学の理論を発展させたものが多く、このような学説と、アダム・スミスをはじめ過去の学説との相違点や共通点を比較研究することに経済学史を学ぶ意義の一つがあります。 経済学に絶対的な法則はなく、新古典派も万能ではありません。大切なのは過去の学説に触れ、現代社会の課題解決にどう役立つのか、自分で考えること。経済と政治、法が不可分だった古典派の理論を学ぶことは、学際的な研究が進む今日に通じる、多角的な視点を養うことにもなるのです。【担当授業紹介】経済学史 資本主義の形成・発展過程で生じた問題に経済学がいかに取り組んできたのかを解明し、理論的・歴史的観点から現代の経済問題を考察する力を養います。古典派と新古典派を比較し相違点と共通点を見出す労働契約の問題を理論と現実から考える教育者でもあり、研究者でもあり。専門分野を究める教員に社会経済学科の利点を聞きました。働き方改革経済理論史社会
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