炭素排出量を削減し自然環境を保護する方策とは?親はなぜ子どもを持つのかデータで説明できますか?▶ KEYWORD▶ KEYWORD10 Fa cult y of Ec onomic s 2 027蒲谷 景准教授松浦 司教授 【専門分野】人口経済学・労働経済学 【専門分野】環境経済学日本が直面する問題を量的なデータで分析 少子高齢化、格差といった問題に対して、量的なデータを用いて分析します。社会学や教育学との主な違いは「インセンティブと因果推論」をより意識している点です。個人や企業、政府が社会的に望ましいかどうかはいったん捨象して、目的を達成するために行動しているという仮説を立てます。例えば「なぜ子どもを持つのか」「なぜ仕事を辞めるのか」といった問題を労働環境、家庭環境、政策などに注目して検証します。 自分が立てた仮説と異なる結果が得られた場合でも、見落としていた要因がないかを丁寧に検討し、さらに深掘りしながらメカニズムの解明を行います。エビデンスに基づいて分析することで、根拠のある解決策を提示することが可能です。【担当授業紹介】 実践経済データ分析Ⅰ 2027年新設人口論などで学んだ経済の知識を基に、自分で仮説を立てて分析、検証します。演習形式でExcelを用いたデータ分析やRによる回帰分析の基礎を学びます。望ましい選択のために環境の価値を評価例えば 、気 候 変 動による将 来 的な被 害を考 慮しながら、炭 素に価 格を付けることで排 出 量 削 減を促します。また生態系の価値を評価することで、開発よりも保全による便益の方が大きい可能性を提示します。 環境の価値を評価する方法の中でも、私はアンケートを活用した手法をよく用いています。自然環境のまだ見ぬ価値や環境配慮型商品の潜在的な購買意欲など、未知のものの価値を明らかにできるからです。データの活用次第で興味深い結論を導くことも可能。皆さんもぜひ挑戦してください。【担当授業紹介】環境経済学 経済活動の結果として生じている気候変動や生物多様性の劣化などを理解し、その対策として実施されている環境経済政策と環境評価について学びます。持続可能な開発のため環境の価値の評価に挑む社会問題の背景にあるメカニズムを解き明かす 環 境 経 済 学は 、環 境 の 価 値や 費 用 の「 見える化 」をすることで環 境 問 題 の 解 決 策を探ります 。教育者でもあり、研究者でもあり。専門分野を究める教員に経済学科のおもしろさを聞きました。エビデンス「見える化」経済
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