中央大学 経済学部 2026 GuideBook
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ゼミや部活動で培った行動力が社会人としての基礎になった地域格差の是正に挑む社会のために働く使命感を持ち05総務省 勤務サッポロビール株式会社 勤務公共・環境経済学科 2022年3月卒業寒川 春彦横浜市立戸塚高校(神奈川県)出身デジタル技術で地域の課題解決をめざす自治体が抱える課題を洗い出し、デジタル技術を利用した施策実行を支援する業務に就いています。医療、交通など、地域に共通する課題解決につながるICTを活用したソリューションの実証事業や、通信インフラの整っていない地域への補助事業も重要な仕事です。地域の格差是正のために、収益化しにくい公共・準公共分野からアプローチできることがやりがいです。多様な価値観に触れ行動力を鍛えられる高校時代から公務員を志し、1、2年次は経済系だけでなく社会心理学など幅広い分野を学びました。ゼミ(→P.16)では教育格差や経済格差に着目した研究に注力。サークル活動にも力を入れ、学業やバイトとも両立させたことで「自ら考え、自ら行動する力」が身につきました。教員や学生のさまざまな価値観に触れられることが経済学部の魅力であり、今の仕事にも大きく役立っています。公共・環境経済学科 2022年3月卒業若林 果穂私立中央大学附属横浜高校(神奈川県)出身ブランドを重視したマーケティングを展開ヱビスビールの首都圏のエリアマーケティングを担当し、昨年は限定商品の企画にも携わりました。「乾杯」の力で人を笑顔にするというコンセプトは奥が深く、業務も多彩。商品を売るというよりも食と人のつながりを広げ、日々の生活を豊かにすることが仕事です。元々「食」には関心があったので、毎日充実しています。何にでもチャレンジし、やり抜く力をつける大学ではゼミ(→P.16)で地域活性化を目的とした商品開発に取り組み、八王子生姜ドレッシングを考案して「モノづくり」の面白さを体感。野球部のマネージャーを務めた経験から、周りを見て行動する大切さを学びました。中大の魅力は興味を持ったことは何でもチャレンジできること。決めたことを最後までやり抜く力が身につき、今も仕事に向かうマインドにつながっています。Faculty of Economics 2026卒業生の今は、5年後10年後のあなたの姿かもしれません。社会の第一線で活躍する卒業生たちに、経済学部の学び「3つの実践教育」が今の仕事にどう活かされているのか、聞いてみました。

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