データ分析やイベント参加の経験をSCづくりに活かすゼミや授業で得た知識をもとに住宅取得支援で社会に貢献06Faculty of Economics 2024アリオのような大型ショッピングセンター(SC)の立地調査から店舗マーケティングまでを手掛ける部署に所属しています。ネットショッピングの普及や生活スタイルの変化を受け、SCもより地域のお客様の声を活かす空間となるよう進化しています。現在、新規プロジェクトのリーダーを任されており、来年のオープンをいかに成功に導くか、日々奮闘中です。ゼミ(→P.20)では、地域活性化の研究をしており、3年次には高幡不動商店街の「もみじ灯路祭り」に参加。また他地域の商店街で、アンケート分析から提案をする活動も行いました。規模は違いますが、データや経済の流れから多角的に物事を見る手法は、現在の仕事にもつながっています。地域の方と意識を一つにして喜んでいただける店舗づくりをするためにも、学生時代の経験を活かしていきたいと考えています。住宅取得者向けの金融商品を提供するのが当機構の業務です。私はその元となる資金を金融市場から調達する仕事に携わっています。金利変動や住宅ローンの申込状況等のデータを扱うため、経済学部で学んだ金融の知識が役立っています。また資料の作成や対策の検討をする際にも、論理的に説明する力が活かされていると実感します。大学では社会保障や所得格差に関心を持ち、3年次には「子どもの貧困」をテーマにプレゼンテーション大会(→P.22)で部門優勝。社会的に弱い立場にある人を助けたいという気持ちは、研究の質を高めた原動力理由でもあります。また、ボート部でマネージャーを務めたことも貴重な経験になりました。授業やゼミ活動(→P.20)、部活やアルバイトなど、挑戦し、行動したことがすべて成長につながる、充実した4年間でした。経済学科 2018年3月卒業私立中央大学附属高校(東京都)出身経済学科 2019年3月卒業埼玉県立熊谷女子高校出身株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク 勤務独立行政法人 住宅金融支援機構 勤務地域密着の大型SCの企画・運営に携わる地域活性化の研究が現在の仕事にもつながる住宅取得を支援するやりがいのある仕事学びや経験のすべてが成長につながる卒業生に聞く「私の仕事」
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