中央大学 GUIDEBOOK 2025
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法学部経済学部(7654)商学部理工学部文学部総合政策学部国際経営学部国際情報学部ゼミナール①斎藤 裕紀恵 教授ゼミテーマEdTech(Education × Technology)テクノロジーが変える英語教育教育分野に情報技術を応用するEdTech。E-learningや学習支援のアプリもその一例。特に世界共通語である英語教育の分野では、EdTechが著しく進展しており、VRの活用も進んでいます。それらEdTechの実例と効果、課題等を様々な文献調査や企業訪問のみならず、学生自身でも体験することによって明らかにしていきます。※履修年次:2〜4年次ゼミナール②小向 太郎 教授ゼミテーマ情報技術に法制度は追いついているかスマホ、ネットの発達は私たちの生活を豊かにする一方、新しい問題も生み出しています。SNSの炎上、フェイクニュース、個人情報の不正利用。法律の規制で済む問題なのか、ICTの技術的な背景や利用の実態、現行法を照らしながら、現実的な解決策について検討と議論を重ね、論理的な思考力を養います。※履修年次:2〜4年次国際情報学部学びのPick up「基本情報技術者試験」の科目A試験を免除できる!学科の詳細は国際情報学部Webサイトへ国際情報学科 4年大和田 光紀(■城県 清真学園高等学校出身)学科紹介国際情報学科国際社会が抱える情報の諸問題を分析・解明し、解決できる人材に。国際情報学科では、国際社会が抱える情報の諸問題を「仕組み」と「法律」の視点で分析・解明し、その問題の解決策を論理的に構築する力を身につけます。そのうえでグローバル社会に受容される情報サービスや政策を実現できる人材を目指します。1年前期の必修科目「基礎情報学」と「インターネット概論」の単位を取得し、学内で行われる修了試験に合格すると、基本情報技術者試験の科目Aが1年間免除されます。通常、科目A(90分)と科目B(100分)を同日に受験する必要があり、試験時間は合計で190分となります。しかし、この免除制度を利用すると、試験当日は科目Bの受験だけで済み、効率的に試験対策を行うことが可能。また、免除は1年間有効のため、期間中は何度でも科目Bの試験を受けることができます。A. ITパスポート試験の合格をきっかけに、次のレベルである基本情報技術者試験にも挑戦したいと思ったからです。また、基本情報技術者試験の科目Aの免除制度が用意されているため、受験する友人が多くいたことや、授業内容が試験問題に出るなど日々の学びが試験勉強につながっている点から、受験の心理的ハードルは高くありませんでした。A.卒業後は第一志望のIT企業に就職します。将来的には、業界標準となる基幹システムの開発にプロジェクトマネージャーとして携わることが目標です。また、就職先は情報処理技術者試験の受験を奨励しており、昇進の条件にもなっています。私は在学中に資格を取得したので、この時間を現場業務の吸収や顧客、社員との関係づくりに費やし、目標の実現につなげていきたいと考えています。A. アルゴリズムやデータ構造を学ぶ授業は、普段から利用するWebサイトやアプリの背景にあるアルゴリズムの説明から、実社会との関連を強く感じることができたので、面白かったです。また演習では、自分の手でアルゴリズムを実装したり、それを身近な問題に当てはめたりするなど、腰を据えてじっくりと学ぶことができました。A. 進学先を決める過程は、自分を深く理解する貴重な機会です。だからこそ、自分の興味や直観を信じて進んでください。中央大学には皆さんの興味を掻き立ててくれる授業がたくさん待っています。私のように大学に入ってから漠然とした興味が形になることもあるでしょう。体調に気をつけて、頑張ってください![ゼミのテーマ例]●AI・ロボット法に関連する諸問題と解決策についての研究。法律学の知識、技術の仕組みなど、多面的に課題を捉え解決策を提示する能力を養成します。●情報システムや情報ネットワークの知見を使って、社会の役に立つアプリケーションやサービスをつくる研究。企業と連携した研究などを企画。在学中にITパスポート、基本情報技術者、応用情報技術者、情報処理安全確保支援士の資格を取得しました!A. 情報技術への好奇心の強さです!大学での4年間は、私の興味関心を広げてくれるものばかりで、興味の赴くままに、面白いと感じることを学ぶことができました。特に情報処理の世界は深く、広く、すぐに変化します。そこへの「取っ掛かり」を情報処理系の授業がくれました。そして、「取っ掛かり」が私の好奇心を掻き立て、ITの世界をもっと知りたいという意欲をもてたことが一番の成長です。3 2 1 IT104105科目・ゼミの紹介もし、ロボットが感情をもったら?AIは、社会のあり様を変革すると指摘され、時として負の影響が生じることも懸念されています。本科目では、SF作品も題材にしつつ、AIやロボットが抱えるリスクを把握し、法的予防策がとれる知識を修得。予防法学を検討・実現していくための能力を身につけます。データマイニングとAIビッグデータの分析スキルを高める大量のデータから、AIや統計を用いて、有用な情報を導き出す「データマイニング」。小売業におけるマーケティング、金融業における審査、医療における診察データの分析等、多様な分野で応用されています。本科目では、プログラミング言語を用いた演習形式により、データマイニングの技術を習得します。 ICTビジネスと公共政策情報通信のプロに学ぶ公共政策技術の進展著しいICT分野のビジネスにおいては、公共政策への理解が不可欠です。本科目では、ICT企業で活躍する実務家、ICT法律実務に従事する専門家、政府省庁における情報通信分野の政策担当者等をゲストスピーカーとして多数招聘し、多角的視点から公共政策のあり方を議論します。AI・ロボット法インターネット文化とサブカルチャーなぜ、炎上は起きるのかデジタル社会、仮想世界、サイバー空間など、ネットワーク上に現実とリンクしながら異なる社会・空間が構築されつつあります。そのような社会・空間でのビジネス展開が一般的になる日も遠くないでしょう。本科目では、インターネット上における利用者の振る舞いとビジネスモデルについて理解を深めます。情報法Q.1Q.1「基本情報技術者試験」を受験しようと思った理由は?Q.4Q.4これからの目標や夢を教えてくださいQ.2Q.2「情報処理系の授業」で面白いと感じたことは何ですか?Q.5Q.5後輩へのアドバイスをお願いしますQ.3Q.3「情報処理系の授業」を通じて成長したことを教えてくださいどんな学びが待っている?

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