中央大学 GUIDEBOOK 2025
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法学部経済学部商学部理工学部文学部総合政策学部国際経営学部国際情報学部理工学部学びのPick up応用化学科都市環境学科空間デザイン演習CADシステムを使った実践的な設計世界で最も利用されている3次元CAD(コンピュータ支援設計)システムを用いて、任意の地形上において橋梁、防波堤、高速道路など土木構造物の設計を行うスキルの習得を目指します。また、3次元CGを用いて設計した構造物をわかりやすく表現(可視化)する能力を養います。研究室①電気電子情報通信工学科レーザー材料・デバイス研究室庄司 一郎 教授生活をより豊かにするレーザーを開発しようレーザーは自動車産業から医療・環境・情報通信まで幅広い分野で使われています。当研究室では、これまでにない性能の新しいレーザーを独自技術を駆使して開発し、レーザーが私達の生活にもっと身近で使いやすいものになることを目指しています。レーザーの応用分野を情報工学科研究室②生命科学科光合成生物学研究室浅井 智広 准教授原子レベルで解き明かす光合成地球上で光合成を行う生物は植物だけではありません。当研究室では、多様な光合成生物の生理と進化を、原子レベルで解き明かすことを目標にしています。特に、植物が行う「酸素発生型光合成」の成り立ちに注目し、実験進化学や合成生物学といった新しい手法での研究を試みています。数学科学科紹介人間総合理工学科 3年 小寺 歩惟 (福岡県 福岡大学附属大濠高等学校出身)各学科の詳細は理工学部Webサイトへ開拓する研究も行っています。[学びのキーワード] 幾何学、数理物理、代数学、整数論、数論幾何、解析学、調和解析、関数空間論、偏微分方程式論、統計科学、計算数学、アルゴリズム、人工知能、データ科学、空間情報 など[学びのキーワード] 固体電子論、物性、新材料、新素材、ナノ、マイクロ、統計物理学、結晶物理学、非線形物理学、生物物理、天体物理学、画像処理、量子光学、素粒子理論、生物物理学、固体物理学、レーザー、パターン形成物理学、極限凝縮系物性、超伝導、量子凝縮系物理学、量子力学 など[学びのキーワード]海岸・港湾、都市設計、防災、都市デザイン、シミュレーション、コンクリート、計算力学、CG、バーチャルリアリティ、地形・地質・活断層、設計工学、環境政策・環境リスク評価、都市システム、水工学・水文学・水資源学、気候変動、基礎構造・地下構造、交通まちづくり、地盤工学 など072073科目・研究室の紹介応用化学実験研究活動の基礎を学ぼう有機化学・高分子化学・生物化学分野の専門実験です。この分野の重要な反応を利用した合成実験と、化合物の特性を評価するための測定を行い、結果をレポートとしてまとめます。背景となる理論についての理解を深めるとともに、化学のプロとしての研究活動の基礎をつくります。画像や映像で社会の課題を解決する立体視用バーチャルシティ、仮想空間におけるドローンの自律航行、画像の暗号化とプライバシー保護、立体視用リアルタイムグラフィックスをテーマに、チームでプロジェクト開発を進めます。現役の技術者を招き、開発の成果を発表します。経産省「社会人基礎力を育成する授業30選」に選ばれた授業です。代数学と群の基礎代数学は数式を扱うことを発展させた数学の一分野です。本講義の主題である「群」は対称性を記述するための数学的言語です。ガロアが19世紀に群の概念に到達し、不朽の実績を残した後、群の理論は急速に発展し、現在ではあらゆる数学の分野で用いられています。本講義ではその基礎を学びます。 数学科数理の世界を探究し、新たな知見を見出す力を養成。数学は、数理の世界を探究する学問であるばかりでなく、すべての科学を表現するための言語として、人間文化の中心のひとつです。本学科は、数学のあらゆる分野を学ぶことを通して、数学研究とは何かを理解することを目標のひとつとしています。数学を学ぶことは、様々な研究開発分野で活躍できる基礎能力を身につけることにもつながります。物理学科素粒子の世界から宇宙まで、様々な自然法則を解明する。 物理学は自然科学・工学のすべてに共通する普遍的な自然法則を捉えようとする学問であると同時に、超伝導やレーザーなど現代の先端技術の基礎を与えます。本学科の目的は「力学の基礎から量子力学や統計物理学など現代物理学に至る各分野を着実に学び、人類の豊かな生活に役立つ科学技術を追究する人材を育成する」ことにあります。都市環境学科 環境クリエーターコース/都市プランナーコース持続可能な都市環境を地域と共創する知識と技術を習得。都市環境学とは、人々の生活を支える施設の計画・デザインとともに、生活空間のマネジメントを行う学問。自然や材料の性質を学び、それを生活空間のデザインに活かす環境クリエーターコースと、人間・社会の意思決定の仕組みやそれを支援する手法を学び、都市のプランニングに活かす都市プランナーコースがあります。理工学部独自のプログラム!グローバルスタディーズ・グローバルインターンシップグローバルスタディーズでは、ハワイや上海などで約1週間から4週間の海外研修を行い、外国語運用能力の向上や多文化理解の機会を得ることができます。グローバルインターンシップでは、興味のある国・地域、テーマなどを選択し、実践的な活動経験を積むことができます。画像・映像コンテンツ演習代数学1Q.1Q.1プログラムに参加したきっかけを教えてくださいA.自分の視野を広げ、グローバル人材になることを目指しているからです。海外が好きで複数の国を見てみたいという思いもありました。カリフォルニア大学デービス校で1ヶ月間学ぶことで自分自身の視野を広げ、今後のキャリア形成に役立てたいと考えました。また、具体的に海外で働く体験を通じて「グローバル人材になる」という目標をより明確にするため、近年発展が顕著なベトナムをインターン先に選びました。Q.2Q.2グローバルスタディーズで得たものは?A.グループワークはどんな意見も肯定される環境のため、拙い英語でも積極的に発言することができました。様々な専門分野の人と学習を進めたことで幅広い知識をもつことの重要性を再認識しました。私が所属している人間総合理工学科では理系の分野を幅広く学ぶため、どのような分野の人とも話が弾んだり、深く意見交換ができました。また、キャンパス内の学生に実施したインタビューの経験は自信につながりました。Q.3Q.3グローバルインターンシップで成長したことは?A.いち社会人としての責任感をもてるようになりました。インターンシップ先では採算分析を担当しましたが、原因と結果の結びつけが難しく、自分の分析が会社の経営に影響することの責任を実感しました。最終日には無事に成果報告ができ、「会社の役に立てた」「頑張ってよかった」というやりがいと達成感を知りました。この経験から海外で働き、生活することができると確信するとともに、目標とするグローバル人材に一歩近づけたと思います。どんな学びが待っている?

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