中央大学 GUIDEBOOK 2025
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法学部経済学部商学部理工学部文学部総合政策学部国際経営学部国際情報学部経済学部学びのPick upゼミナール②和田 光平 教授ゼミテーマ少子高齢化・人口減少時代のマーケティングと地域戦略「必要」から創造できる人に   少子高齢化、人口減少などで消費者はどのような新商品やサービスを望むのか、また地域住民にはどのような行政サービスが必要か、ゼミ内でチームを組み、新しいビジネスモデルや地域政策を考え、学内外のビジネスコンテストや政策提案大会で発表します。ともに創造力や問題解決力を鍛えませんか?※履修年次:2〜4年次学科紹介公共・環境経済学科 2年 大堀 陽和 (神奈川県立横浜国際高等学校出身)各学科の詳細は経済学部Webサイトへ[ゼミのテーマ例] 現代の資本主義と日本経済について考える ― 理論的・実証的アプローチ/経済問題を経済学の歴史から考える/現代経済とミクロ・マクロ経済学/経済政策立案の試み:EBPM(Evidence- based policy making、証拠に基づく政策立案)の実践[ゼミのテーマ例] 日本の社会経済に関する統計データ分析/ICTの社会応用/ゲーム理論、行動経済学と比較制度分析の視点/データ分析を通じて地域の課題を考える[ゼミのテーマ例] グローバル経済における経済政策/国際貿易と多国籍企業に関する諸問題/発展途上国の経済・社会を学ぼう!/中国経済の研究―日本経済との比較を通じてー[ゼミのテーマ例] 現代社会における労働と生活/地球環境問題の科学/公共経済学の観点から、社会問題を解明し、適正なルール(制度)を提案する/環境会計の考え方を用いて、林業および木材関連産業の活性化をビジネスプランとして具体化させるゼミナール①飯島 大邦 教授ゼミテーマ060061データ分析で政策課題に向き合おう現実の経済政策立案において、政治や経済など様々なことが考慮されていますが、最も大事なことは、データ分析に基づいたエビデンスを示すことです。ゼミでは、データ分析の基礎を学び、他大学の専門家や学生とも交流し、関係機関へのヒアリングも踏まえ、現実の政策課題に対する提言の作成を試みます。※履修年次:2〜4年次科目・ゼミの紹介環境問題を論理的に議論するために世界的な課題である環境問題と、その要因であるエネルギー資源の利用について、科学的な観点で学びます。環境への取り組みは行政機関だけでなく、企業でも必須。将来どの道に進むにしても求められます。論理的な議論を展開するための基礎的かつ正確な知識を身につけましょう。基礎ミクロ経済学初級から始めるミクロ経済学ミクロ経済学は経済学の基礎をなす分野のひとつで、消費者・生産者の意思決定が市場経済にどのような影響を与えるのか、市場が実現する資源配分は社会的な観点から見て望ましいか、どのような政策・制度が経済の仕組みを改善するのかなど、数理モデルを用いて分析します。世界経済論世界経済の仕組みを多面的に学ぶグローバリゼーションは経済成長を促しますが、所得格差や環境悪化等の課題も浮き彫りにしています。講義では、世界経済の構図を歴史、理論、制度から学び、米中対立やウクライナ侵攻によるグローバリゼーションの変容を分析し、分断の危機に直面する世界経済秩序の現状と課題を多面的に理解します。経済学科経済および経済学を幅広く学び、様々な可能性にチャレンジする。複雑化した経済の動きを分析するとともに、問題解決に向けた政策提言ができる人材を育成します。経済および経済学を総合的に学修する「経済総合クラスター」、「人」を中心にバランスの取れた経済・社会・環境と人間の関わり方を探究する「ヒューマンエコノミークラスター」を設けています。経済情報システム学科企業や経営を学び、それに関連する資格取得を目指す。企業や地域経済の成長についての経済学的研究と、情報科学・情報処理技術の学びを一体化し、企業や地域を担う人材を育成します。現代経済システムを企業の視点と国民経済・地域経済の視点から総合的に学ぶ「企業経済クラスター」、柔軟な分析能力と企業の現場で要求される実践的な知識の修得を目指す「経済情報クラスター」を設けています。国際経済学科将来、世界を舞台に活躍するグローバル人材になる。国境を超えた経済活動、世界の貧困削減や経済開発の諸問題などを学び、グローバルに活躍できる人材を育成します。経済活動を生産・流通面と金融面に分けて学び、国際経済政策・地域経済・経済統合などを学修する「貿易・国際金融クラスター」、国際経済学と世界経済論を基礎として、様々なアプローチでアジア・アフリカの経済開発を学ぶ「経済開発クラスター」を設けています。公共・環境経済学科公務員として、あるいはNGO・NPOで活動する。国、地方公共団体、NGO・NPOなどに焦点を当て、安全、福祉、教育、環境などを学び、公務員として活躍、あるいは環境政策を提言できる人材を育成します。社会経済問題に直面する際の的確な問題設定、問題解決手段の提示、実践的応用を学ぶ「公共クラスター」、環境問題の把握・対処法や環境政策のあり方を理論的・実証的に学ぶ「環境クラスター」を設けています。高校生も授業を受けられる!「科目等履修生制度(+高大接続入試制度)」高校生が大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立ててもらうことを目的とした制度で、経済学部では「経済入門」の授業を受けることができます。授業の成績は特別入試「高大接続入学試験」の出願資格のひとつに認められています。また、中央大学経済学部に入学した場合、本学部の卒業単位として認定されます。経済政策立案の試み:EBPMの実践環境科学Ⅰ財政学政府の望ましい経済活動のあり方とは財政とは、国や地方公共団体などの政府が行う経済活動のことを指します。政府にはどのような役割が求められるでしょうか。財政学では、政府が担うべき役割について学び、財政を通じてそれらをどのように達成するのか、政府の経済活動は社会にどのような影響を及ぼすのかなどについて考えます。Q.1Q.1制度を利用してよかったことは?A.大学生と議論したり、先生からアドバイスをもらったり、入学後のイメージを掴むことができた点です。また、経済学の基礎知識を学び、現実に応用して政策を考える経験は、専門書だけでは得られない知識を得る機会となり、入学後もその知識が活かされています。Q.2Q.2これからの目標や夢を教えてくださいA.将来的に労働政策の研究やその補佐を行う仕事に就きたいと考えています。具体的には、女性や性的マイノリティなど、企業において弱い立場にある人びとがどのように権利を主張すればよいのかを経済的な面から研究することが目標です。Q.3Q.3後輩へのアドバイスをお願いしますA.経済学部は学ぶ意欲がある人にぴったりの学部。奨学金やキャリア支援はもちろん、活躍をアピールできる場があります。多種多様なゼミナールは同世代と切磋琢磨しながら学べる環境です。受験期も大学入学後も、自分の興味を追求し、積極的に行動してください!どんな学びが待っている?

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