亜細亜大学 GUIDEBOOK 2026
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異文化理解の要になる国際交流パーティー。その開催を成功に導くためにS p e c i a lF e a t u r eA s i aS p i r i t 011012【マレーシア】 私立チョンファ独立高校出身[PROFILE]多文化が入り交じるマレーシアに生まれ育ったことで、世界のさまざまな言語や文化に関心を持つ。アニメ・マンガ・ゲーム・音楽など日本のサブカルチャーに特に興味があり、亜細亜大学に進学。現在は留学生会の会長として国際交流イベントの開催に尽力している。シェン イーハン Sim Yee Hang国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 3年“本気 ”を支えた制 度・サポート亜細亜大学は留学生に対するサポートが徹底していますが、中でも留学生別科での学びはとても役に立ちました。1年間の日本語学習コースのおかげで日本語能力が鍛えられ、日本文化に関する知識も学べたため、安心して学部に進学することができました。■ 留学生サポート ▶▶▶ P.121留学生会の執行部に所属し、さまざまなイベントを主催しています。中でも思い入れのある国際交流パーティーは、留学生が自国の料理やパフォーマンスを披露して交流を深めるイベントです。例年より規模を広げ、13か国・地域の留学生とプロジェクトを進めているため、価値観の違いでトラブルが起きることもしばしば。そんなときは授業で教わった「自分の当たり前を捨てる」という言葉を思い出し、相手の文化の尊重や柔軟な対応を心がけました。結果、2023年度は100人以上の来場者が集まり、大成功を収めました。この経験を通して「共創力」が身についたと感じています。だと痛感しているからです。学生たちがジェスチャーや翻訳ツールを駆使し、国籍を超えて交流する姿を見ると、大きなやりがいを感じます。今年度は会長として、イベントを絶対に成功させたい。そのために、日々、気を引き締めて活動しています。には異文化に対する理解の不足があるように思います。私は留学生会で国際交流に取り組んできた経験を活かして、異なる文化を認め合い、日本と海外をつなげる架け橋になれるような人材をめざしています。イン タ ー ナ ショナル セン ター の サ ポ ートなぜ本気になれた?私が本気で取り組んだ国際交流パーティーは、異文化理解にとって重要な場将来の展望は?近年、インバウンドによるオーバーツーリズムが問題になっていますが、その背景学内での異文化交流

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