亜細亜大学 GUIDEBOOK 2024
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|STUDENT’S VOICE|● 西アジアの社会と文化 : 中東・北アフリカの社会と文化の基盤を形成しているイスラームについて総合的に学ぶ。● 専門ゼミⅠ・Ⅱ : 現代アラブ地域の人々を巡る社会的・政治的背景を多面的に学び、課題に取り組む。● 総合ゼミⅠ・Ⅱ : 専門ゼミで培った専門能力で卒業研究を行い、論文を執筆・完成させる。+α TOPICもっと深める科目国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 2年 渕田 早香   【東京】私立淑徳巣鴨高校出身#英語を駆使して営業地域言語(アラビア語)学科発足10周年にあたって有志学生が集まり、イベント運営やアジア祭での出し物などを行いました。培った英語力でお客さまを喜ばせる営業職になりたい【多文化フィールドスタディー】ではベトナムでフィールドワークをしました。現地の方々や他学年の学生と交流するにつれて、新たな知識や視点がどんどん身につきました。【英語IX】では先生がすぐ疑問に答えてくださり、語学力の向上を日々実感。将来は英語力を活かせる職業に就き、真心でお客さまを幸せにしたいと思います。アラビア文字の書き方から日常会話までを扱う、実用的なアラビア語講座です。言語を学ぶことは文化や人間を学ぶこと。私はシリアに6年、アラブ系移民の多いフランスに6年暮らし、倫理的で寛容、人間味にあふれた彼らには、私たち日本人と同じようにさまざまな側面があると気づきました。そのときに感じた「異国が異国でなくなる感覚」を皆さんと共有したいと願っています。大学でしかできない体験を、ぜひ味わってください。新しい自分と世界を発見できるでしょう。授業から生まれた、世界課題を考える模擬店アメリカの低所得層では栄養の偏った安価なファストフードが多く口にされ、子世代の肥満と集中力・学力の低下がさらに貧困の連鎖を生むという現象が起きています。授業でこの現象を知り、解決に役立つ料理を本学学園祭のアジア祭で提供することに。考案されたのは、野菜と大豆ミートをロティという生地で巻いた料理です。調理に手間がかからない、宗教などの理由で肉を食べない方も楽しめるなど、大豆ミートには多くの利点があります。SDGsや健康に関する課題を考えるきっかけとなりました。077[科目 PICK UP]に本気!アラビア語の世界に飛び込み、「異国が異国でなくなる感覚」を体験しよう岡崎 弘樹 講師[専門分野] アラブ近代思想史、シリア文化研究[担当科目] アラビア語初級・中級・上級、西アジアの社会と文化、専門ゼミⅠ・Ⅱ、総合ゼミⅠ・Ⅱ、などPICK UP亜細亜で発見! 多文化コミュニケーションの面白さ大豆ミートでSDGsや健康問題への理解を促進!

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