楽しくなければ大学じゃない私が国際政治学の研究者として力を入れてきたのは、民主主義とは反する「権威主義体制」の研究です。特に、ロシアのプーチン大統領の個人統治体制を長年追い続けてきました。非民主的な体制の研究を通して、民主主義の理想と現実を明らかにし、より良い社会のための指針を得たいと考えています。学長としては、就任以降、「楽しくなければ大学じゃない、面白くなければ学問じゃない」を掲げ、学生の皆さんが熱中できる学びの場づくりやキャンパス環境の整備に取り組んできました。今後はこの動きを加速させ、「質の高い授業の充実および学生・社会への周知」や「アジア地域との交流促進」、2023年4月開設の経営学部データサイエンス学科を核とした「文理融合」を一層推進していく予定です。めざすのは、学生同士、学生と教職員同士が互いにリスペクトし合い、学問や議論の面白さを存分に味わえる場所。そして、皆さんが本気で打ち込めるものと出合える場所です。ぜひ亜細亜大学で、自分だけの光る個性や信念を見つけてください。『三酔人経綸問答』は学生時代から愛読している名著。民主主義とは何か、平和とは何かを考えてもらうきっかけとして、授業でも使用しています。ペーパーウェイトは、研究のためにイギリスに滞在していた際に知人にもらったもの。研究では「自分の頭で考える」「原資料にあたる」「成果を定期的に公表する」の3点を心がけており、深い考察や調査はもちろん、アウトプットに挑み続けることが重要だと感じています。025ASIA UNIVERSITY INTERVIEW BOOK 2024動画で"本気"トークを公開中！心から熱中できるものを、自分だけの個性を見つけて欲しい永綱 憲悟 Kengo Nagatsuna 亜細亜大学学長Passion in ASIA univ. 11政治学の書籍とペーパーウェイト
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