亜細亜大学 GUIDEBOOK 2024
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無用のプライドを捨てれば心は自由になる著書を読んで感銘を受けた倉前盛通先生の下で学ぶため、亜細亜大学に進学しました。入学後、先生が指導されていた地政学研究会に入部。活動の一環で、当時の著名な論客15人に体当たり取材を決行したときは、一介の学生に皆さんが真■に応じてくれて感激したものです。この経験が産経新聞社の面接の際に評価され、記者としてのベースにもなりました。37歳のときにはシリコンバレーで研鑽を積むため、社内の留学制度を利用してアメリカのスタンフォード大学へ。私にとっては雲の上の大学でしたが、“当たって砕けろ”の精神で社内外のつてを頼った結果、門戸が開きました。皆さんに伝えたいのは、何事も「やってみなきゃわからない」ということ。私は浪人と留年を経験し、無用なプライドを捨てて心が自由になりました。前進する力を邪魔するだけのプライドなら捨ててしまいましょう。iPhoneに続いてiPadが登場したときは、これで世界のメディアが変わると興奮しましたね。それ以来、常に持ち歩いている必需品です。社内の猛反対を押し切ってリリースした産経新聞の無料アプリケーションは、ユーザーから“神アプリ”と呼ばれるほどの反響がありました。今後もデジタルの世界でわが社の価値をどのように高めていくか、その挑戦を続けていくことが私の使命です。021 ASIA UNIVERSITY INTERVIEW BOOK 2024何事も「やってみなきゃわからない」体当たりの精神で前進あるのみ株式会社産業経済新聞社代表取締役社長近藤 哲司 Tetsuji Kondo経済学部 国際関係学科 1987年卒業 ※現在は国際関係学部国際関係学科Passion in ASIA univ. 07iPad

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