剣道一筋の〝剣女〟から市民の暮らしを守る仕事へ小学２年生で始めた剣道にのめり込み、「この経験を活かせる職に就きたい」と思うように。剣道の強化訓練に取り組む特練員※という警察官を志し、公務員コースのある法学部法律学科に進学しました。入学後は公務員試験や実務に不可欠な法的知識を学びながら、剣道部で汗を流す日々。人の3倍努力が必要なタイプなので、練習量が足りないときは社会人が集う道場に通い、コロナ禍でも自主練習を欠かさず鍛錬に励みました。剣道には「剣を交えて相手を理解し人間的に向上を図ること」を意味する「交剣知愛」という言葉があります。この言葉通り、4年間稽古や試合を通して多くを学び、人間的に成長できたと感じています。そして念願かない、卒業後は愛知県警で特練員として働くことになりました。ゆくゆくはほかの警察官に剣道を教える立場になり、最前線に立つ女性警察官を支えていきたいです。※特練員：術科（剣道、柔道など）の強化に取り組む術科特別訓練員に指定された警察官の略称。試合前は今でも緊張するため、お守り代わりとして、その日に使う竹刀を常に手にしています。子どもの頃は厳しい練習が嫌でたまりませんでしたが、それ以上に試合に勝てた喜びと感動が大きく、今日まで続けてきました。コロナ禍で稽古や試合が行われず苦しい時期もありましたが、地元の静岡で行われた大学最後の大会では3人制の団体戦で優勝し、有終の美を飾ることができました。016動画で"本気"トークを公開中！「大好きな剣道を仕事にする」という夢をかなえ、愛知県警に就職近藤 真衣 Mai Kondo 法学部 法律学科 4年【静岡】県立磐田西高校出身Passion in ASIA univ. 02愛用の竹刀
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