亜細亜大学 GUIDEBOOK 2024
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118#ICTで社会課題を解決ファット: 国際的に活躍できるスキルを身につけたいと思い、グローバルビジネスのゼミナールに所属しています。力を入れているのは、ゼミナールの研究成果を論文形式で発表する全国大会。チームで協力してSNS市場に関する調査・分析を行い、英語の論文にまとめています。アズリア: 私はもともと言語の勉強が好きで、学科では世界の国々の言語と文化を学んでいます。卒業論文は「日本における多文化共生地域の観光可能性」をテーマに執筆しました。学業以外では、母国インドネシアの楽器を演奏する「ガムラン研究会」の活動に打ち込んでいます。チャイフォー: 日本の都市がどのように発展してきたのかに興味があり、都市創造学部に入学しました。まだ1年次ですが、特にICT関連の授業が面白いと感じています。また、留学先で新しいことに挑戦したいと思い、母国カンボジアへの医療支援を行うNGO活動に取り組んでいます。ファット: そもそも亜細亜大学を選んだのは、在学中の先輩から「留学生へのサポートが手厚い」と勧められたから。実際に、インターナショ留学生会は、亜細亜大学で学ぶさまざまな国の学生が、学生同士や地域住民との交流を通して、国際的視野を身につけ充実した大学生活を過ごすために活動している団体です。留学生全員が会員で、パーティーやキャンプ、弁論大会などのイベントを企画・実施しています。また、日本人学生も参加して活動をサポートしています。#言語大好きガールナルセンターの方には、入学前の準備段階から何度もメールで相談に乗っていただき助かりました。アズリア: 私も授業や生活に関すること、個人的な悩みまで、何でも相談していますね。もしものときのために大学独自の保険制度があるのも心強いですし、留学生のコミュニティーである「留学生会」も良い交流の場になっています。チャイフォー: あと、私たち3人は「ASEAN諸国留学生奨学金制度」※を利用していますが、該当する国の方にはおすすめです。金銭面の負担が減るのはもちろん、最初の2年間は大学指定の寮で暮らせるため、住居面の不安もありません。ファット: アルバイトに追われず、勉強時間を確保できるのは奨学金のおかげですね。また、この制度では入学前に1年間「留学生別科」で日本語を学ぶので、語学力を高めながら、どの学部に進むかをじっくり考えることができました。アズリア: 日本語教育については、入学後もかなり充実していると思います。留学生は全員、1〜4年次までレベル別で開講されるクラスに参加しますが、3年次では日本の就職活動やビジネス敬語のレクチャーもあり、非常に役立つ内容でした。チャイフォー: 日本語だけでなく、ほかの言語を学びたい場合、中国語やスペイン語など幅広#常にオープン、常にチャレンジい選択肢があるのもうれしいポイントですね。チャイフォー: 成長したのはコミュニケーション面で、内向的だった自分が積極的に発言できるようになりました。将来の夢は、日本でソーシャルベンチャーに就職し、ICTの力で社会課題を解決すること。そのために1年次から参加できるキャリア支援プログラムを活用していきたいです。ファット: 私は、単に言語を学ぶだけでなく、「その言語で国際的な問題を検討・議論する」力が養われました。授業を通してマーケティングの重要性と面白さに気づき、ゆくゆくは日本のマーケティング業界で働きたいと考えています。アズリア: 亜細亜大学にはさまざまな国からの留学生がいるため、異文化を理解し受け入れる力が身につきました。卒業後は日本で就職しますが、グローバルな職場なので、この力が存分に活かせると思います。就職活動でも留学生に対する細やかなサポートがあり、たくさんの支えのおかげで、新たな一歩を踏み出すことができました。都市創造学部 都市創造学科 1年スロイ チャイフォー[カンボジア出身]チィア シム サマキ高校卒業(亜細亜大学留学生別科出身)【留学生会の主な活動】 4月:新入留学生歓迎会 6月:国際交流パーティー 8月:国際交流キャンプ  11月:アジア祭参加12月:太田耕造杯留学生弁論大会国際関係学部 多文化コミュニケーション学科 4年ファルハ ルブナ アズリア[インドネシア出身]国立14バンドン高校卒業(亜細亜大学留学生別科出身)国際関係学部 国際関係学科 3年レー ヴィエット タン ファット[ベトナム出身]コック・ホック フエ高校卒業(亜細亜大学留学生別科出身)※ 「ASEAN諸国留学生奨学金制度」の詳細はP.120へQ.“本気”で取り組んでいることは?Q.“本気”を後押しする環境とは?留学生会Q. 留学で成長したこと、将来の夢は?亜細亜大学で、“本気”をかなえる。留学生座談会

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